◎当院の施術◎
〈身体修整法〉とは
〈身体修整法〉は、身体に残る〈傷痕=癒着〉を剥がし、全身の皮膚・筋肉のバランスを整え、血流を改善する技法です。この作業を〈修理〉と呼んでいます。
〈身体修整法〉では、身体の不調を〈自覚症状が出たその時点〉から始まるものとはとらえません。
生まれてからいままでの間に、身体はあちこち傷ついています。骨折やひびといった大ケガはもちろんのこと、脱臼や突き指、肉離れ、打ち身、切り傷、やけど……などなど、ケガの機会はたくさんあります。手術の傷痕も、ケガに含みます。
やけど・切り傷などは、皮膚に〈カサブタ〉ができたり・傷痕が残る場合がありますが、多くのケガは、身体の内側に傷痕を残します。ですからほとんどの〈癒着〉は、外からは見えない傷痕です。
これら傷痕にできる〈癒着〉が、全身の健康な働きをちょっとずつ低下させ、その負担が限界を超えたときに〈自覚症状〉が現れます。
つまり大事なのは、結果として現れた〈自覚症状〉を手掛かりにして、原因である〈癒着〉を改善することです。
身体修整法は、ケガの傷痕に残る〈癒着〉を剥がし、
全身の皮膚・筋肉のバランスを整えることで根本の原因を取り除き、
〈自覚症状〉を含む、全身の機能・健康を改善・向上させる整体です。
施術は、主に皮膚・筋肉にしていきます。自律神経の働きにも注意を払います。
外から見える皮膚の〈カサブタ〉だけでなく、外からは見えない〈癒着〉についても、特殊な検査で探しながら施術していきます。
〈身体修整法〉では、多くの整体のように、〈背骨のゆがみ〉〈骨盤のゆがみ〉に注目することはありません。背骨・骨盤を支えるのは筋肉ですから、骨より筋肉に注目します。
ということで、まずは筋肉の話から始めましょう。……
① 筋肉の話
筋肉は細い線維の束できています。
皮膚も筋肉も、傷がつくとカサブタを作ります。出血を止めるための応急処置です。
ちなみに〈癒着〉は、すでに血は止まり、要らなくなったのに剥がれないままのカサブタのことです。

カサブタは、伸縮しない固まりです。
伸縮する皮膚・筋肉に、伸縮しないカサブタができることで、その部分の皮膚・筋肉は伸縮できなくなります。
結果、筋肉の中に〈伸縮できる部分〉と〈伸縮できない部分〉が出てきます。

そして〈伸縮できない部分〉ができた筋肉は、発揮できる筋力が弱くなります。
機能が落ちるだけでなく構造的にも弱くなっていますので、鍛えても強くはなりません。
② もう少し大きい視点で、筋肉の話
〈伸縮できない部分〉のある筋肉は弱くなっていますので、骨をしっかり支えることができません。
結果、骨の並びがギクシャクしてきます。いわゆる〈背骨のゆがみ〉〈骨盤のゆがみ〉です。
これは、〈弱い筋肉〉の仕事を、別の〈元気な筋肉〉が引き受けるために起こります。身体なりの、筋力のやりくりです。
③ 関節の話
関節は、骨と骨の継ぎ目です。一般的に、ひとつの関節は、少なくとも2コ以上の筋肉で支えられています。たとえば、〈曲げる筋肉〉1コと、〈伸ばす筋肉〉1コ、のように。
どんなに筋力が強くても、1コの筋肉だけで関節を支えることはありません。曲げ担当・伸ばし担当の2コ以上がセットで働きます。
そして肩関節や股関節のような大きな関節であれば、もっとたくさんの筋肉が支えます。
そこでこの、〈関節を支える筋肉群〉の状態を、10人の会社にたとえてみます。
関節が会社、10コの筋肉が10人の社員です。
いま、この会社で2人が同時にケガをして、長期欠勤したとします。
会社を回すために、出勤社員8人はがんばります。でも、欠勤社員2人の欠勤が長引けば、出勤社員8人にも疲れが出てきます。
そしてまた、出勤社員8人が引き受けるのは不慣れな仕事ですから、余計な気を遣うし、いろいろしんどい部分もあります……。
そうしてだんだん疲れがたまってきて、「もうしんどい! もうイヤだ!」と悲鳴を上げるのは、出勤社員8人です。欠勤社員2人ではありません。2人はそもそもすでに寝込んでいます。

身体も同じで、コリや痛み・だるさといった自覚症状を出すのは、カサブタのない〈元気な筋肉〉です。
カサブタがあって〈伸縮できない部分〉がある〈弱い筋肉〉は、自覚症状を出しません。
④ 全身の話
ひとつの関節から、さらに大きな視点で、全身を考えてみましょう。
全身の骨はすべて、筋肉の引っ張り合いで支えられています。
ですから、どこか一つの筋肉にカサブタができて、関節に傾きが生じると、そのゆがみは複雑な仕方で全身に連鎖します。つまり、「足の筋肉にカサブタができた⇒肩こりになる」といったことがふつうに生じます。

〈身体修整法〉では、自覚症状の出ている部分でなく、皮膚・筋肉にできたカサブタに施術することで、筋肉の働き・全身の血流を根本から改善していきます。
つまり、「足の筋肉にできたカサブタをはがす⇒肩こりがなくなる」となるのです。
適応症状
●慢性・急性の身体の不調●
・身体の痛み・・・・腰痛 頭痛 背部痛
など
・血行不良によるもの・・・・肩こり 足がだるい 手がしびれる 冷え性
など
・睡眠の不調・・・・不眠 中途覚醒 いつも眠い
など
・女性の悩み・・・・生理痛 月経不順 妊娠しにくい
など
・その他・・・・自律神経系の症状 めまい 胃腸弱 体質虚弱
(風邪を引きやすいなど) 姿勢が悪い
など
●事故・ケガ・手術の後遺症状●
・リハビリの期間短縮、効果促進
・ムチウチ
・ケガや手術の傷痕のつっぱり感、治りにくさ
●赤ちゃん・子どもの、不調・不安定●
・疳の虫 かんしゃく
・体質虚弱・・・・風邪を引きやすい すぐ熱を出す
など
・睡眠の不調・・・・夜泣き 夜驚 不眠
など
・落ちつきがない
・顔色が悪い
・成長痛
……など。